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無類に面白いサスペンス。映画的と言いますか、そのままシナリオになりそうな出来。こういうの好きです。戦後GHQ支配の闇みたいなものを上手く利用して、ストーリーに組み入れるているのも注目。ここ、結構荒唐無稽だけれど、これくらいの方が実害がないというか、あんまり真実っぽい方をモデルにすると社会的に葬られるかもしれないので、うまく線引きしていると思うし、興味を持つ人が増えることもどこかで期待されているように思う。
半年ほど前、NHKで下山事件を特集していて、よくぞテレビ業界でここまで表現したなと感心したけれど、それと似た感想を持った。警察、検察、テレビ、新聞といったものが戦後のGHQ支配と少なからず関係していた(る)ことへの言及。真の戦後アンシャンレジーム検討の中で注視しなければならない闇の部分。NHKの番組でも「角栄事件」について再考の余地をほんの少し見せた。
ジャーナリスト何某がなにゆえに田中角栄を研究したか、その後事件勃発、そして何某がテレビの寵児となった。ここに答えがあるのでは?
我々が何に騙され、何を信じさせられているのか。それらを看破することが出来るのかどうか。今、瀬戸際に来ている。都知事選の結果、さまざまに炎上している落選者の話題。これもまた、虚実ないまぜのSNS攻防の中で本当の意味が見出されていない現状がある。欧米の右傾化には必ずスポンサーと黒幕がいる。そしてそれがどこに繋がっているのか、いまだに世間一般の人には詳らかにされてはいない。世界規模で起こっている分断の破壊工作。誰が得するのか、結局は「動機」ありきなのだ。