ワセオケ　ベルリン・ライブ

Youtubeで拝見。コルンゴルドに注目。ポゴストキーナを見たかったんです。ワセオケバックは期待してなかったが、これが名演です。オケもそこそこ難しいが、丁寧な演奏で、隅々までいい音がしている。それでいてしっかり独奏を立てているところがグッド。

ポゴストキーナさんはCO２廃止派で飛行機に乗らなくなっちゃった。で日本に来なくなった。2019年にブラームスのコンチェルトをやったのを聴きに行っています。それ以来。

腕とか、筋肉質。弓使いも見た目は荒いのに、出てくる音は、好みです。こんなところも目の前で演奏姿を見ても何も盗めないのだなあと思う所以。

音程はほぼ完璧、どの音も疎かにしない鳴らし派。それでいて曲の持つ抒情性はしっかりと伝える。名手です。CDがほとんどないのが気の毒。

ワセオケもノっている。ヨーロッパツアー最後のステージらしいが、余裕すら感じる演奏。「モノプリズム」では和太鼓の気合の入り様がすごい。これを聴いたらやっぱりぶっとびますな。

この曲はオケというより、和太鼓が全部持って行く曲なんで、そこが団員でないのはどうなのかということはありますが…（過去には団員が和太鼓パートとして行っている）。

でも盛り上がったんだからよしとしますかね。